image

大手商業施設様におけるインバウンドプロモーション事例


プロモーションにおける課題

都内にオープンする商業施設さまからのご相談でした。
都内には既に数多くの商業施設があります。その中で、訪日インバウンド客に商業施設へ足を運んでもらうためには、その施設や店舗のユニークさを認知させる必要があります。

ただ、自社だけでは外国人視点で何が刺さるのか見えにくい、また商業施設のプロモーションとして何が最適な施策なのか分からないと悩んでいたところ、当社にご相談頂きました。

background

インバウンド集客を考えた背景

商業施設の市場として、国内市場は成熟し伸び悩んでいる一方、訪日外国人観光客は右肩で伸びている状況でした(コロナウィルス蔓延前)。

東京は空の玄関口であり、ほとんどの外国人が足を運ぶため、国内市場だけでなくインバウンド向けの集客にも力を入れることで商業施設の売上向上につなげようと、インバウンド集客に力を入れ始めました。

商業施設におけるインバウンドの重要性

百貨店の売上は1991年度をピークに右肩で下がってきている状況です。2020年よりコロナウィルスの蔓延により更に厳しい状況に陥っていますが、コロナ以前から厳しい市場でありビジネスモデルのシフトチェンジが必要な状況となっています。

過去様々な商業施設様が当社にお問い合わせいただきましたが、プロモーションはお断りしてきました。背景として、どこでも購入できる、どこでも体験できるものを外国人観光客に向けて発信して売上をあげていきたいというものだったからです。

商業施設に限らず、特にプロモーションでは「そこでしかできない体験」を訴求していくことが視聴者に刺さるポイントになります。今回の商業施設様もディスカッションを通じてオンリーワンな体験をお持ちであることがわかりご協力させていただく運びとなりました。

商業施設さまのインバウンドプロモーションの提案内容

東京の隠れたスポットとして屋上からの景観をYouTuberが紹介しました。商業施設の紹介というとテナントやレストランを体験するブログをよく見かけます。今回は、外国人スタッフ、YouTuberとディスカッションした、無料開放している屋上スペースがユニークだという結論に至りました。

都内の隠れたフォトジェニックなスポットとしてこの商業施設を紹介し、オープン間もなく認知が低かったことも逆手に取って、素晴らしい景観と庭園があるにも関わらず、人がまばらで空間を贅沢に使えるスペースを訴求しました。

動画内では在日外国人YouTuberが友達を屋上に連れて行き、自然なやり取りでその場所の価値を伝えています。「ここから何が見える?」「東京タワーに、スカイツリーだ」「そう、東京のシンボルだ。そして・・・誰もいない!」「Wow」といった自然なコミュニケーションでターゲットに訴求しています。

商業施設さまのインバウンドプロモーションの結果

屋上からの景観をこだわりの画質で切り取り、夜景写真を撮影したいというニーズにマッチし、在日外国人YouTuberの動画を見て実際に足を運んだという声が多数見受けられました。

「紹介してくれてありがとう!絶対そこに行くよ!」「観光スポットはクールだけど混雑していて・・・それに比べてその静けさは素晴らしいね!」「渋谷で静かなところなんて見たことないよ!」「これは間違いなくベストスポットだ!必ず行くよ!」

動画公開後、在日外国人インフルエンサーのSNSには、動画で紹介したスポットへ訪問したという声が相次ぎました。口コミ拡散に広がりました。

background

インバウンドプロモーションの相談ならTokyo Creative

このようにターゲットの外国人目線で刺さるポイントを抽出し、きちんとターゲットに影響力を持つクリエイターが配信することが商業施設に来訪される近道です。

Tokyo Creativeでは多数のプロモーションを手掛けており、またサービス開発のフェーズからのご相談も受け付けております。

参考リンク

  • image
  • image
  • image
background

実績

ツーリズムおおいた様

ツーリズムおおいた様とは、大分で開催されたインバウンドセミナーへの登壇がきっかけでお声がけいただきました。ラグビーWC、オリンピックに向けた訪日インバウンド向けのデジタルマーケティングの戦略の構築、ソーシャルメディア運用、外国人インフルエンサー施策、ウェブサイト制作、広告配信施策の実行までを並走して実行できるパートナーを探されており、お手伝いさせていただく運びとなりました。

他の実績も見る