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ファムトリップとは?
オンラインファムトリップで集客を成功させるために


ファムトリップとは?

Familiarization(ファミリアライゼーション:有名にする)+Trip(トリップ:旅)の造語。旅を通じてその地域の認知度を高めていきましょうという意味合いで使われることが多いです。ファムトリップの施策概要としては、外国人インフルエンサーやメディアを招聘し、旅行を楽しんでもらいながら地域の魅力を発見。その魅力をソーシャルメディア等を活用して外国人インフルエンサーが情報発信を行ったり、海外の観光メディアが記事化することで地域の認知度向上に寄与していく施策が一般的です。

ファムトリップを行うメリット

ファムトリップのメリットは2点あります。

1点目は、外国人インフルエンサーが現地に訪れて観光資源に触れることで地域の観光資源のフィードバックをすることができる点です。外国人視点での集客のプロとしての観点によるフィードバックは地方自治体にとって今後の受け入れ改善にあたり大きなメリットになること間違いなしです。

2点目は、情報発信による認知度の向上です。影響力のある外国人インフルエンサー、メディアを招聘することによって、地域の認知度を向上させることができ将来的な集客につなげていくことができます。

以下のファムトリップを成功させるコツを掴んでぜひ施策を成功に導きましょう。

①ペルソナ設計(WHO)

ペルソナとはサービス・商品の典型的なユーザー像のことです。どのような人が地域に訪れてくれるのか、現状のデータ、観光資源を鑑みペルソナを設計していきます。ペルソナの解像度が高くなれば高くなるほど打ち手の精度が高まります。

例えば、30代の男性というとイメージがぼんやりとしていて、趣味趣向、行動パターン、接触するメディア、1日の過ごし方、妻子持ちなのか等さまざまな疑問が湧き上がってきます。実際に集客の打ち手としても接触するメディアが見えていないため、精度の高い施策をうつことが難しくなります。

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一方で、以下のイメージだとどうでしょうか。ペルソナの解像度が高く実行計画まで見えてくるのではないでしょうか。

まずは、解像度の高いペルソナ設計をしていくことが重要なポイントです。

設計のヒントはこちらにも掲載されていますのでご覧いただければと思います。

②観光資源の洗い出し(WHAT)

ペルソナ設計が終わったら観光資源の洗い出しです。地域の観光資源をまず洗い出していきます。この際のポイントは「これは観光資源になりえるだろうか?」といったものについても、まずは「質より量」ということで数を出すことを優先します。

量を出した後、ペルソナ像との仮説を比較しながら観光資源を絞り込んでいきます。発散と収束でいう収束のフェーズですね。この際のポイントはペルソナを意識することです。ペルソナを想像しながら、ペルソナにマッチするであろう観光資源にアタリをつけていきます。闇雲に数を減らすのではなく、迷った際には、情報は残すようにしておきましょう。

③親和性のある外国人インフルエンサー、海外メディアの選定(HOW)

観光資源の洗い出しが終わったら、親和性のあるメディアを選定するフェーズに進みます。この際に注力すべきはメディア、インフルエンサーとの「親和性」です。よくある失敗例は、影響力ばかりに着目してしまい親和性を二の次に考えてしまうことです。では親和性を考えるコツは何なのかというと、一言でいうとインフルエンサー、メディアの先にいるファンを想像することです。

例えば、日本の旅ばかりを配信している外国人インフルエンサー(ファンの数20万人規模)と、ゲーム実況ばかりを行っている外国人インフルエンサー(ファンの数100万人規模)がいるとしましょう。ファンの数でいうと圧倒的にゲーム実況の100万人ファンがいる方に目がいきますが、ファンの属性を考えると日本の旅行に興味関心を持っている層は少ないと想像されます。一方で日本の旅行を配信している20万人とファンの数でいうと負けているインフルエンサーはどうでしょうか。ファンの数は少ないですが、日本旅行に興味関心を持つ層が多くいることが想像できます。

このようにもちろん影響力は重要な指標ですが、それ以上にファンとの親和性すなわちメディア、インフルエンサーの先にいるファンが自分たちの観光資源とマッチするのか否かを捉え、外国人インフルエンサー、海外メディアを選定することが成功への近道なのです。

④スポットの選定

インフルエンサー、メディアの選定が終われば、インフルエンサー、メディアを持つ事業会社と共にスポット選定の協議をしていくフェーズになります。ある程度リストアップしている観光スポットを事業会社と共に選定していきましょう。外国人インフルエンサー、海外メディアを持つ事業会社は海外プロモーションの知見を持っており、ペルソナの外国人視点でのスポット選定をすることができるはずです(そういった知見、人材を持つ会社を選定しましょう)。この際のポイントは事業会社の知見にもとづくアドバイスに沿ってスポットを選定すること。また、スポット選定の際には欲張りすぎて工程をタイトにしすぎないことを注意しましょう。

よくありがちな失敗例はペルソナを無視した日本人視点で、この観光資源は外国人にウケが良いだろうという先入観と思い込み、うちの町はこれが特徴なので、上層部の方の意見なので...ということでスポットを選定されるケースが散見されます。しかしながら、日本人と外国人の視点は大きく異なりますので、外国人インフルエンサー、海外メディアを持つ事業会社からフィードバックを受けましょう。

外国人インフルエンサー、海外メディアの方々はスポットに訪れながら記事を書いたり、写真を撮影したり、動画も撮影します。そのため1日に分刻みのスケジュールを組んでしまうと撮影の時間が十二分に取れない可能性があります。最高1日あたり3-4スポットが限度と考えましょう。

⑤クリエイティブは発信者に一任

取材終われば後は発信です。この際重要なポイントは発信するクリエイティブは発信者に一任することです。海外目線のコンテンツであればあるほどペルソナに刺さり、集客効果につながっていきます。反対に日本人目線のクリエイティブチェックが入れば入るほどペルソナから遠ざかり刺さらないコンテンツになってしまいます。

クリエイティブについてはファクトチェック(事実確認)にとどめましょう。地名、人名の間違い等については修正すべき内容ですが、それ以外の動画の見せ方、例えば、動画でいうとトランジション(シーンの切り替え)の仕方、音楽等についてはよほどのことが無い限り修正しない方が良いでしょう。

アフターコロナでのファムトリップの代替案「オンラインファムトリップ」

コロナ禍になりこれまでのファムトリップのように大人数で移動、地域での観光をしていくことが困難になりつつあります。三密を避けたニューノーマルなファムトリップが求められています。ファムトリップの目的は振り返りますと2点。海外からの反響を分析することと、地域の認知度向上になります。それを実現するためにオンラインファムトリップをTokyo Creativeでは実施しています。

外国人に聞きました、コロナ禍で最もやりたいことは海外旅行!

コロナ禍となり観光業界は非常に厳しい状況となっておりますが、観光の火が消えることはありません。長期化していますが、いずれ観光の需要、インバウンドの需要は回復に向かいます。Tokyo Creativeでもアンケート調査を実施したところ、日本に来たい外国人の方は9割を超える結果となっています。

コロナウィルス新型株の蔓延によりアフターコロナが見えにくい状況ですが、このような状況だからこそ、観光需要は反動で一気に回復していく可能性を秘めているとも言えるでしょう。アメリカではもうすでに国内の観光需要が高まりを見せつつあります。

https://www.travelvoice.jp/20210331-148495

こういった需要を捉えるためにも定期的なインバウンド向けの情報発信は不可欠です。

オンラインファムトリップはコロナ禍でも実施できる新しいプロモーションの形態

オンラインファムトリップはコロナ禍で再燃する観光需要と、三密対策を両立する施策です。ファムトリップの本来的な目的である、海外からの反響を分析することと、地域の認知度向上に寄与できる施策として注目を集めています。

オンラインファムトリップとは?

オンラインファムトリップとは、少人数で地域に渡航し三密対策を実現しつつ、海外からの反響を分析することと、地域の認知度向上に寄与できる施策です。Tokyo Creativeはライブ配信を活用しながら視聴者の生の声を集め、反響分析を行うこと。また、ライブ配信による日本好きなファンに対する認知度向上に寄与するオンラインファムトリップを実施しています。

オンラインファムトリップを成功させるには徹底したユーザー視点(外国人視点)が重要

オンラインファムトリップを成功させる本質はファムトリップと大きく変わりません。ただライブ配信を活用するケースが多いため、長時間の移動には注意する必要があります。それ以外については本記事でも記載している①ペルソナ設計(WHO)②観光資源の洗い出し(WHAT)③外国人インフルエンサー、海外メディアの選定(HOW)④スポットの選定⑤クリエイティブは発信者に一任を参考にファムトリップ施策の効果を最大化してみてください。

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実績

ツーリズムおおいた様

ツーリズムおおいた様とは、大分で開催されたインバウンドセミナーへの登壇がきっかけでお声がけいただきました。ラグビーWC、オリンピックに向けた訪日インバウンド向けのデジタルマーケティングの戦略の構築、ソーシャルメディア運用、外国人インフルエンサー施策、ウェブサイト制作、広告配信施策の実行までを並走して実行できるパートナーを探されており、お手伝いさせていただく運びとなりました。

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